食農産業クラスターコーディネータ


 アメリカのシリコンバレーでは、事業者(同業)が集まり(クラスター:ブドウの房)、競争と協力のバランスの中で、新しい技術を生み出し地域活性化に成功しました。これにならい、2005年頃より農水省指導のもと、各都道府県にクラスター協議会等が形成されました。この時期に全国で3つだけ市町村レベルのクラスターが形成されました。そのうちの一つ豊橋市「食農産業クラスター協議会」のコーディネーターを14年担務しています。


HACCP制度化対応


 食品関連事業者様を対象に、HACCP制度化対応に関する講座講師、個別サポートをさせていただいております。また、YOUTUBEにて情報発信をしております。

 

講座

 豊橋市内和菓子/洋菓子店、菓子工場 12社(2021年5月31日現在)

サポート

 豊橋市内飲食店 2軒(2021年5月31日現在)

 田原市内食品工場 1軒(2021年5月31日現在)

YOUTUBE((株)サイエンス・クリエイトウェブサイトへ移動します)

 どうするHACCP制度化!ワンポイントレッスン ~#1 基本のキ~ 

 どうするHACCP制度化!ワンポイントレッスン#2~そもそもHACCPとは~

 どうするHACCP制度化!ワンポイントレッスン#3~衛生管理計画:飲食店①~

 どうするHACCP制度化!ワンポイントレッスン#4~衛生管理計画:飲食店②~

 どうするHACCP制度化!ワンポイントレッスン#5.1~衛生管理計画:菓子屋① part 1~ 

産学連携による商品開発


 豊橋市の戦略農産物である、トマト、キャベツ、ウズラ卵をテーマに、企業と大学・高校を連携させ、加工品・惣菜の開発を行いました。

中日新聞2010年10月7日

中日新聞2011年8月3日


太陽光利用型植物工場


 日本で初めて国産品種ピンク系大玉トマト50t/10aどりを達成した「IGHプロジェクト」において、事務局としてお手伝いをさせていただきました。

地産地消流通の検討


 「地産地消」の最大のメリットは、情緒的なものではなく、新鮮な青果物が手ごろな価格で入手できることにあります。豊橋市では多様な青果物が生産されています。大きな産地にはありがちなことですが、大消費地への出荷が中心となるため、せっかくの新鮮でおいしい青果物が地元で入手できないということが起こります。そこで地元飲食店や消費者を対象とした農場見学会や情報提供(PDF,YOUTUBE)を行うことで、地元農産物に対する関心を高めていただき、地産地消流通の促進を図る事業のコーディネートをしています(LSCnet)。

セミナー企画・運営


 クラスター・農商工連携・6次産業化・女性起業化育成・新規就農等様々なテーマで、セミナーを企画してきました。講師の選定・依頼から、来場者取りまとめ、当日の司会まで一貫して実施可能です。

その他


 機能性表示食品制度、地理的表示保護制度等に関する相談窓口を担当し申請のお手伝いをさせていただきました。

 また、女性農業者による起業、戦略農産物の機能性成分に関する研究、農業ロボット開発、ドローンの農業活用、大学生を対象とした農業・農企業訪問ツアー(豊橋体験ツアー)の企画運営等、地域の食農産業活性化につながるテーマを検討しています。

マルチスペクトルカメラを装着したドローン

柿畑の植生指数

豊橋体験ツアー 食農企業コース